【草加市の魅力】住環境・住みやすさは?
これから草加市への移住を考えている方、草加市に家を建てるかどうか悩んでいる方のために、まずは草加市の住環境や住みやすさ、また子育て環境などについて詳しくご紹介します。これから長く暮らす地域のことなので、十分に理解したうえで家づくりを進めていきましょう。
草加市の住環境・住みやすさについて
草加市は埼玉県の南東部に位置する街で、東京都足立区と隣接しています。主要駅の一つである草加駅の周辺エリアは東口と西口があり、東口は商業施設が充実したにぎやかな雰囲気、西口は住宅街がある落ち着いた雰囲気となっています。
草加駅は東武伊勢崎線が通っており、都内へのアクセスも非常に便利です。また駅には大きなバスロータリーもあり、そこから羽田空港・成田空港に直行するバスも運行しています。そのため都内で仕事をしている方や、出張が多い方なども住みやすいエリアであるといえるでしょう。
また草加駅にはスーパーや、衣料品や日用品などが揃う商業施設、カフェや飲食店、カラオケなどのレジャー施設も充実しています。生活に必要なものは基本的に駅周辺で揃うので、そういった面でも暮らしやすい場所となっています。
草加市の子育て環境について
草加市は市全体で子育てしやすい制度や環境を整えている地域です。待機児童は年々減少しており、保育園や幼稚園も数多くあるので、選択肢が広く家庭の方針に合わせた園を選びやすいでしょう。
また草加市内には小学校が21あり、基本的にどの地域に住んでいても徒歩圏内に小学校が建てられています。草加駅近くにも小学校が4つあり、そのなかには市内でもとくに大規模な小学校が存在します。
そして草加市には自然豊かで広々とした「そうか公園」があり、遊具も置かれているため小さなお子様連れでも楽しく過ごすことができそうです。もちろん大人だけの散歩やペットとの散歩にも最適なので、家族揃って利用するのにもおすすめです。
さらに草加市には「こども医療費支給制度」という制度が設けられており、高校3年生(満18歳)までの子どもには、基本的に医療費がかからないのが特徴です。また市内には大きな病院や、クリニックもたくさんあるので安心して子育てができるのではないでしょうか。
草加市で新築戸建てを建てるときの坪単価相場は?使える補助金・制度って?
草加市で家を建てる場合、気になるのが相場ではないでしょうか。ここでは草加市の坪単価相場と、家を建てる場合に利用できる補助金の制度について詳しくご紹介していきます。
草加市の坪単価相場について
草加市の2022年の地価・土地価格(公示地価)は坪単価 47.1万円/坪(14.2 万円/㎡)となっています。ただし人気の高い草加駅近くや獨協大学駅近くはこの平均を大きく上回ります。
とくに草加駅の近くである高砂エリアは公示地価が69万1,000円/坪、氷川町エリアは65万6,000円/坪、中央エリアは58万5,000円/坪などとなっています。
反対に駅から離れたエリアなどには平均を大きく下回る場所もあり、青柳エリアでは公示地価が31万6,000円/坪、原町エリアは33万円/坪、八幡町字笹塚エリアは33万4,000円/坪などとなっています。費用について不安がある場合はエリアを広げて検討してみるのがおすすめです。
また依頼する住宅メーカーによってはローコスト住宅などを提供している場合もあるので、比較的安くマイホームを建てられることもあります。
草加市で住宅を建てる時に使える補助金について
草加市では、現在新築購入や建設などに関する補助金や給付金などの制度を設けていません。ただし増築・改築・改修についての制度ががあり、木造住宅一般耐震改修では上限55万円、木造住宅簡易耐震改修では上限20万円の補助が受けられます。詳しい条件などについては草加市のホームページを確認してみてください。
また国が行っている支援事業として「すまい給付金」」や「住宅ローン控除」「ZEH補助金」などがあります。すまい給付金は消費税率の引き上げによる不動産価格の実質的な上昇に対し、負担を減らしてマイホームを購入しやすくするための制度です。収入額の目安が775万円以下の方が対象となり、新築住宅と中古住宅の両方に適用可能です。
住宅ローン控除は住宅ローンを利用して住宅購入を行う場合に、金利負担を軽減することを目的とした税制優遇制度です。年末時点のローン残高に応じて所得税と住民税が一定の比率で控除され、すまい給付金と併用ができます。
ZEH補助金はZEHとして認定された物件の場合55万円の補助金が受け取れ、さらにZEHに加えて再生可能エネルギーの自家消費を拡大したZEH+と認定されれば100万円が補助される制度です。これらの制度は期限が設けられる場合や、補助額が変更になる場合があるので、つねに最新の情報を確認してください。
おすすめの間取りは?注文住宅の間取り決めのポイントを解説!
家は大きな買い物であるために、できるだけ満足度が高く納得できる間取りや設備にしたいものです。ただし注文住宅は決める部分が多いため、どのような基準で決めていけばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。ここではそんな間取りを決める際に注意したいポイントをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
部屋数・こだわり を決める
家を建てる家族によって、必要な部屋数やこだわりたい部分は異なります。子どもが1人の家庭なら子供部屋は1つあれば十分ですが、3人、4人と増えていけばいくつも部屋を確保しなければならないこともあります。だからこそまずは家族に必要な部屋数がいくつかを把握し、そのうえでこだわりたいポイントを精査していきましょう。
たとえば家族が集まるリビングを広くしたい、通学や通気の際に家族で混雑する玄関ホールを広くしたい、キッチンや水回りをゆとりのある設計にしたいなど具体的に考えてみましょう。こだわりたい部分は夫婦間、家族のなかでも異なる場合があるので、事前にしっかりと話し合ってお互いが納得できるような間取りにしていくことが大切です。
間取り図を集める
注文住宅において間取りは自由に決められるものですが、間取りについての情報が少ないと納得できる間取りを考えることはできません。よくある間取りだけではなく、さまざまな間取り図を集めてたくさんの情報を得ていきましょう。
間取り図を見たときに、どのような使い方ができるのか、どの間取りなら家族が暮らしやすいのかなどを考えてみてください。また、すでに持っている家具などを設置する場合は、それも踏まえたうえで間取り図を見ながら間取りを検討していくのがおすすめです。
動線に注意して配置を決定する
家族がより便利に快適に暮らすためには、動線に注意した配置にすることが大切です。動線には生活動線と家事動線があり、生活動線は朝起きてから寝るまでの間の、家族の家の中での動きのことで、家事動線は洗濯や料理など家事をする際の動きのことです。
たとえば生活動線を考えた家づくりというのは、家族全員が同じ時間帯に利用することが多い洗面台を広めに確保して家族が並んで準備できるようにする、寝室からトイレを近い場所にするなどです。家事動線を考えた家づくりは、洗濯してから干す場所までの距離を近くする、キッチンからダイニングへ食器の移動が楽になるような位置関係にするなどです。
このように動線を意識した家づくりをすると、より家族がストレスなく行動できるようになり、快適に暮らせるようになります。
収納・ コンセントや窓の位置を決める
便利で快適な暮らしをするための重要なポイントが収納です。部屋の広さや家族の人数、荷物の多さに応じた収納の広さを確保しないと、部屋の中に物が溢れて圧迫してしまいます。
すると見た目が悪いだけでなく、どこになにがあるのかを把握しづらかったり、場合によっては荷物が行動を邪魔してくることもあるでしょう。ただし収納は広すぎると部屋が狭くなってしまうので、単純に大きくするのではなく必要な箇所に必要なだけ確保することが大切です。
またコンセントや窓の位置も、間取り決めの際に意外と重要になる部分です。家具の置き場所や電化製品が利用できる場所がこれによってある程度定まってしまうからです。どのような家具をどこに配置するのか、テレビや冷蔵庫などの大型の電化製品だけでなくスマホをどこで充電するのかなど細かな部分も考慮して決めていきましょう。
注文住宅メーカーを選ぶ時に重視したい点は? WEBアンケートで調査!
ここまで注文住宅についてさまざまな角度から解説させていただきました。注文住宅づくりで重要になってくるのがメーカー選びですが、どのようにしてメーカーを選べばいいか迷っている方もいるのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、「注文住宅メーカーを選ぶ時に重視したい点」についてアンケート調査を行いました。それでは結果の詳細をみていきましょう。
第1位は「耐震性・断熱性などの住宅性能」で24%でした。大切な家族とながく住み続けられる家を建てたいなら、住宅性能にこだわるべきです。
たとえば耐震性能にこだわりを持っているメーカーは、耐震研究所を構え独自の研究をおこなっていたり、他社ではできない緻密な構造計算を実施していたりします。また国土交通省などの第三者機関からも評価されている住宅メーカーはさらに信頼でき、大切なマイホームづくりを安心して任せられるでしょう。
第2位は「保証内容」で19%でした。家は建てて終わりではありません。建てた後の定期メンテナンスや、万一にそなえた保証が充実している住宅メーカーを選びましょう。
第3位は「コスト」で17%でした。家は決して安い買い物ではないため、コストにもこだわりたいところでしょう。とはいえただ安いだけで住宅メーカーを選んでしまうと、住宅性能が物足りなかったり、理想とのギャップが生まれたりと後悔しかねません。住宅性能や施工内容、アフター保証などをしっかり確認して価格とのバランスがいい住宅メーカーを選んでください。
そして第4位が「工法・構造」で16%でした。丈夫な家づくりをする上で注目したいのが工法です。
建物は、「基礎部」と「上部構造体」の両方がじゅうぶんに強度を備えてはじめて、外部からの負荷に負けない強い建物になります。どのよう工法・構造で家づくりをしているのかは住宅メーカーによって異なるため、忘れず確認しましょう。
阪神淡路大震災レベルの地震、あるいはそれ以上の揺れにも耐えうる家づくりをしている住宅メーカーで家を建てれば、近い将来起きるといわれている巨大地震にもしっかり備えることができるはずです。
アンケートの結果は以上となります。次の見出しでは草加市の注文住宅メーカーの選び方のポイントについて詳しく解説させていただきます。
【草加】注文住宅メーカーの選び方のポイント
草加市にはたくさんの注文住宅メーカーがあるので、どこに依頼するべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、ここでは注文住宅メーカーを選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。
外観等のデザインは好みか
デザインは注文住宅メーカーごとに大きく異る部分であり、好みが分かれる部分でもあります。好きな外見やワクワクできるような外見であると家族が家に愛着を持つことができ、帰ってきたい場所、大切にしたい場所になるはずです。
またデザインというのは外観のみではなく、室内の雰囲気や使用している素材、色の組み合わせなども含まれます。もちろん注文住宅ではそれらを自分たちでイチからすべて決めることもできますが、初めから好みに近いものを提供している注文住宅メーカーであれば、より最適なアドバイスをしてくれる可能性が高いでしょう。
各注文住宅メーカーのホームページでは、得意としているデザインの家を数多く公開しています。まずはそちらをチェックして、家族みんなが好きになれるデザインを提案している注文住宅メーカーを見つけてみてください。
得意な構造や工法は何か
一般的に一戸建ては木造住宅となりますが、一部では鉄骨造の家を施工している注文住宅メーカーもあるので、木造と鉄骨造のどちらで建てたいかも考えて注文住宅メーカー選びをしてみましょう。鉄骨造は木造よりもコストが高くなりますが、強度が高く地震に強い家づくりが可能です。木造はコストが抑えられるうえに、その土地の気候風土に合わせた家づくりをしやすくなっています。
また木造住宅には、大きく分けて「在来工法」と「2×4工法」の2種類があります。柱と梁で住宅の基礎を作る日本の伝統的な工法が従来工法で、面と面で家の基礎を築く北米生まれの工法が2×4工法です。
工法によって家の性能やデザインなども変わってくるので、そういった部分も加味しながら最適な工法で建築してくれる注文住宅メーカーを選びましょう。注文住宅メーカーによっては、より住宅性能やデザイン性を高めるためにオリジナルの工法を開発しているケースもあります。
アフターメンテナンス
家は建てるまでよりも建ててからの方が長い付き合いとなります。20年、30年先まで家族が安心して暮らしていくためにも、ぜひアフターメンテナンスが充実している注文住宅メーカーを選びましょう。
たとえば引き渡し時に家の構造や図面などを詳しく掲載された資料を渡してくれ、どのように自分に家が作られているのかを確認できるようにしてくれる注文住宅メーカーは安心です。そういった資料があると、万が一家の修復が必要になった場合などに役立ちますし、メンテナンスのタイミングなどについても把握できるからです。
また長期間の保証を設けていたり、定期的なメンテナンスのスケジュールを組んでくれたりするような注文住宅メーカーもおすすめです。
保証があれば家のトラブルが起きた際も相談する先が明確になっていることで安心感がありますし、定期的なメンテナンスがあれば早急に家の不調に気づくことができます。このように建ててからのサポートを充実させている注文住宅メーカーを選び、不安を感じない家を手に入れましょう。
住宅性能
家族が健康に、そして快適に暮らしていく家にするためには、住宅性能にこだわることが非常に重要なポイントです。そしてそれを実現するためには、住宅性能に強いこだわりを持つ注文住宅メーカーで家づくりをしましょう。
たとえば日本に住んでいれば必ず経験する可能性がある地震ですが、すでにある高耐震の家を超えるような超強固な家づくりをしてくれる注文住宅メーカーがおすすめです。そのために自社で独自に構造計算や耐震シミュレーションなどを繰り返し、地震に強い家を提案し続けている注文住宅メーカーなら非常に安心感があります。
また断熱性能が高く一年を通じて快適に暮らせる家であることも、家づくりで重視したい部分です。とくに冬場の室内で起こりやすいヒートショックを防ぐためには、部屋のどこでも気温差がない高断熱の家にすることが大切です。
そして断熱性が高く室内が常に快適な気温に保たれていると、冷暖房を使用する頻度を減らせるので、地球やお財布に優しい省エネの住宅になります。このように住宅性能にこだわった家づくりができれば、健康で経済的な家にすることができ、さまざまな面で長く安心して暮らしていくことができるでしょう。
注文住宅を建てる時の流れ
注文住宅を建てるためには数多くのステップがあるので、いざ家づくりをスタートしてから困惑しないためにも、その流れを知っておきましょう。ここでは土地探しから引き渡しまでのおおまかな流れをご紹介します。
土地探し
予算や家のイメージを決めたら、まずは土地探しを始めましょう。希望しているエリアや条件、また建てたい家のイメージや大きさから最適な土地を探しますが、その際には土地探しもサポートしてくれる注文住宅メーカーに相談するのがおすすめです。一般的な土地と比べて安い傾向にある「建築条件付き土地」も紹介してくれる場合があります。
住宅メーカー選定
土地探しを進めていくと同時に、依頼する住宅メーカーの選定も行っていきましょう。土地探しで相談した住宅メーカーはもちろん、幅広く相談しながら比較検討し、最適な注文住宅メーカーを見つけてください。
予算や条件に合う提案をしてくれることはもちろん、スタッフの対応力などもチェックして後悔しない家づくりができる住宅メーカーであるかを判断しましょう。
住宅ローン申請
土地と住宅メーカーが決まったら、住宅メーカーと工事請負契約を結びます。工事請負契約後は契約変更による追加料金がかからないよう、希望の仕様や設備があるか、契約内容をしっかりと確認することが大切です。
工事請負契約後は正式なプランを決定しますが、その際に事前に住宅ローンの仮審査に申し込んでおくとその後の流れがスムーズになります。
住宅メーカーと打ち合わせ
プランを決定するためには簡易的な地盤調査を行い、プランニングした家が法令を遵守しているか市区町村に建築確認を申請します。建築確認が下りたタイミングで住宅ローンの本審査に申し込み、それをクリアしたら金融機関と契約を結びます。このタイミングでプラン変更などがあると建築確認の再申請が必要で、これには費用がかかるので注意しましょう。
建築作業
決定したプランをもとに、新築工事が開始されます。工事が始まる前には近隣住民への挨拶や地鎮祭を行なうことがあります。挨拶はできれば施主が対応した方がいいですが、現場監督に任せることもできます。
地鎮祭や上棟式は必ず行わなければならないものではなく、施主が判断するので適宜判断してください。また建築中はできるだけ現場に訪れて、状況確認をするのがおすすめです。
登記登録/引き渡し
建物が完成したら市区町村による完了検査を受け、問題がなければ検査済証が発行されます。その後引き渡し前に施主が立ち会い最終的なチェックをします。
万が一不具合や傷などがある場合は、引き渡し前に直してもらいましょう。引き渡し日に金融機関から住宅ローンが実行され、建築代金が支払われると建物が施主の名義で登記され、鍵や保証書などを受け取って引き渡しは完了となります。
まずはモデルハウスを見学してみましょう
注文住宅は人生の中でもっとも大きな買い物である方が多く、支払いも長く続くものであるからこそ、できるだけ家族全員が納得できる家づくりをしたいものです。そのためには、自分たちに合う家づくりをアドバイスしてくれる注文住宅メーカーを見つけることが重要です。
草加市の家づくりに対応している注文住宅メーカーはたくさんありますが、まずは気になる住宅メーカーのモデルハウスを見学してみましょう。信頼できる注文住宅メーカーと出会うことができれば、建てる前も建ててから安心して暮らせる素敵な家ができるはずです。